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2019年07月03日

工場内作業風景

今回は建具の修繕作業の仕事があったのでその紹介を

させてもらいます。

 

古民家建具直し1

 

かなり古いタイプの建具です。

 

古民家建具直し2

 

古民家建具直し3

 

建具のガラスは押縁という細い部材にて固定しています。

今回、その押縁が緩んで外れかかっているので、釘を

打ち直して固定します。

 

古民家建具直し4

 

最近の建具はピンタッカーという細い針を打ち付ける機械を使って

押縁を固定していますが、最初に言った通り、この建具は

古いタイプでガラス釘という直接玄能(ハンマー)で叩く

釘を使っています。

釘を打ち直したいので、もともと刺さっていた釘を一度

抜きます。

 

古民家建具直し5

 

そして、釘を打ち直します。

この時、ハンマー等で叩いて釘を打ちつけるのですが

その際に、ガラスを割らないように気を付けます。

 

古民家建具直し6

 

ある程度、釘を打ち付けたら次に上の画像の釘締めという

道具を使います。

 

古民家建具直し7

 

最後はこの釘締めを使って釘をたたいて締めます。

ハンマー等ではこういう所を最後まで釘打ちをすることが

出来ないので、このような道具をつかいます。

釘締めで釘の頭が少し部材からへっこんでるぐらいまで

叩きます。

 

古民家建具直し8

 

びったり建具につきました。

もうすでにガラスが入っているので作業する時は慎重に

行ないます。

 

では今回はこれで紹介を締めさせてもらいます。

ありがとうございました。

 

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